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慢性的な不具合や突発的なミスによって混乱している現場ほど、工程や業務手順にたくさんのムリ・ムダが存在しています。しかし言い換えれば、現場にはとても多くの対処できていない改善のネタが落ちているということです。
販売・サービス業にとっての実務現場は、まさにお客様と接している空間の広がり。製造業にとっても、生産現場(工場)はお客様が訪問してくる大切な商談の場です。工場も自信をもって見てもらえるショールームに変えましょう。
業種を問わず改善のための人材教育で、まずお勧めしたいのはQCによる問題解決手法の理解です。現在、Cサークル活動は生産現場のみならず、多くのサービス業でも実施されています。QCサークルの目的は、取り組んでいるテーマで得られる成果よりも、常に問題意識を植え付けること、そして変化を恐れない「改善文化」を組織のなかに定着させることです。
>> 参考資料 QC基礎講座テキスト(PDFファイル)
5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・躾のことをさします。これは私たちが子供の頃から耳にしてきた言葉ですが、実はこの5Sが現場を支える基礎となるのです。5Sの定義からは容易な活動に思えるかも知れませんが、利益につなげる効果を得るためには、社運をかけた一大プロジェクトくらいの位置づけにして実践すべきです。実践の過程では、不要な物を捨てる際の「葛藤と闘う勇気」や、必要な物をスマートに片付ける際の「創意工夫」が必要になります。5Sに深く取り組むことで、生産性、品質、安全性のすべてを向上させることができます。
営業部門は製品やサービスの販売よって利益を生み出します。それ以外の生産部門などでも利益を追求しなければなりませんが、その手段は次の3つに集約されます。
@ 投入資源(材料、エネルギー、労働力)を減らす
A 製品を早く作る、サービスを早く提供する
B 不良品・クレームをなくす
現場の生産性が利益が出ないと悩んでいるなら、どこに問題があるかを正しく診断して知る必要があります。現場に精通している人たちには、すでに問題を認識して解決策までも考案している場合も多く、残されているのは解決策を実施できるかの実行力です。
経営診断ネットでは、必要に応じて問題発掘から対策実施までを専門のコンサルタントが支援し、生産現場や実務現場の改革・改善をサポートします。
>> 参考資料 「キャッシュフローをもたらす生産の図式」 (PDFファイル)
乾いたゾウキンを絞ると言われるコストダウンに徹底したトヨタ。その合理的な「トヨタ生産方式(TPS)」は世界中の生産現場に広がり「カイゼン」という世界共通語を生みました。トヨタでの品質と原価を管理するモノづくりのノウハウには様々なシステムがありますが、その代表的なものにサイマルテニアス・エンジニアリングという活動があります。これは、工場の量産工程の現場の努力だけではなく、車を開発する先行的なプロセスからも既に品質保証をする手段であり、古くから行われている活動です。
当サイトの運営責任者の板賀伸行はトヨタ自動車の出身ですので、実体験をもとに「トヨタ式最強のモノづくり」として小冊子にまとめました。特に自社製品を開発して生産している企業の皆様は、ぜひご覧ください。
>> 参考資料 トヨタ式最強のモノづくり (PDFファイル)
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